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変動金利とは?

 

住宅ローン変動金利

住宅ローンの変動金利とは、その名の通り、契約期間中も金利が上下する契約方式です。ただ変動するといっても毎月変動するわけではありません。30年の変動金利で契約したとしても契約してから5年間は毎月の返済額に変動はありません。

では何が変動なのか?それは半年に1回、金利が見直され、毎月の支払額の中で元金と利息の比率が調整されるのです。

つまり半年後に金利が上がっていた場合、毎月の返済額に変動はありませんが、利息が上がった分、元金の返済額が下がるということになります。

 

変動金利のメリット

変動金利は金融機関にとって、長期的リスクはありません。市場金利が上がればその分お客様からもらえばいいのですから。

ですので当然、変動金利はギリギリの安い金利が設定されます。

景気の良い時には金利が高く、景気の悪い時には金利が低くなりますので、バブル期には8%もあった変動金利も2012年では0.9%以下の所が非常に多く、現段階においては固定金利よりもかなり毎月の返済額を減らすことができます。

 

変動金利のデメリット

変動金利は5年間、毎月の返済額に変動はありませんが、5年毎にその返済額も見直されます。

例えば契約時に1%の金利が5年後1.2%となった場合、6年目から10年目までは1.2%で毎月返済することになりますので、月々の返済額は増えます。変動金利を利用する場合、この点はしっかりと認識しておくべきです。では、5年後に金利が大幅に上昇していたら、大きく支払額が上がってしまうのか?

 

1.25倍ルールというものがあり、5年後の支払額の上昇幅は最大で1.25倍までと決められているからです。

ただし、ここで勘違いしないで頂きたいのは、利息が1.25倍ではないということです。あくまでも支払額が1.25倍なのです。

つまり毎月の支払額は1.25倍までしか上昇しませんが、利息は上昇しますので、返済額の中で元金の占める割合が少なくなるということです。

しかし支払額が1.25倍になるには1%の金利が5年間の間に3%位まで上昇しなければ達しません。

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